家族が同居する場合のリモートワークの工夫

リモートワークは出勤する必要がなく、フルに時間を活用できて便利である。ネット環境とパソコンがあれば自宅で仕事できるので、リモートワークを導入する企業も増えている。しかし、自宅には家族が同居することも多く、仕事に集中できないこともあるだろう。

そこで、リモートワークには、オフィスと同様の集中力を保てるような工夫が求められる。自分の書斎がなく、同居家族と仕事の部屋を共有せざるを得ない場合は、簡易なパーテーションを設けると、視界に家族の動きが入らなくなり、仕事に集中できる。
伸縮自在で簡単に収納できる軽量タイプも市販されており、使用しない際も邪魔にならない。ただし、家族の生活騒音まで遮断することは難しい。

Web会議など音に集中したい時は、マイクとスピーカーの付いたワイヤレスヘッドホンを用いると効果的だ。電波が届く範囲内であれば、静かな場所に移動することも可能である。ワイヤレスならコードを引きずらないので、家族が誤って引っかけることもない。家族の生活騒音も、ある程度遮断できるだろう。

移動して作業する際には、デスクがなくてもパソコンを使えるラップトップトレイも役に立つ。これは、パソコンを置くトレイの下にクッションが付いていて、ソファーでも膝の上にパソコンを置いて仕事ができる優れ物である。

座りっぱなしの姿勢を避けたいなら、ノートパソコンスタンドを使用すると良い。このスタンドは、出窓やタンスの上といったわずかなスペースがあれば、その上に立てて仕事をできる。目の高さに画面の位置を設定して、背筋を伸ばした姿勢の作業が可能だし、立ったままなので家族の邪魔にならずに済む。

家族が同居する場合のリモートワークはさまざまな懸念点があるが、その反面、メリットも多く存在する。工夫次第で快適に仕事ができる働き方で、こちらに上記で述べた以外のリモートワークをするコツがアドバイスされているので、併せて読んでみてほしい。

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